網膜硝子体疾患、最新の白内障手術なら札幌中央区の眼科 おくしば眼科へ

〒060-0011
札幌市中央区北11条西14丁目1-1ほくやくビル2F
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診療内容 -加齢黄斑変性-

おくしば眼科

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診療のご案内

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性の増加

欧米人に多い病気とされてきましたが、食生活の変化などで、日本でも増えています。黄斑部は、網膜の中でも視力をつかさどる重要な細胞が集中している網膜の中心部です。加齢黄斑変性は、加齢などにより黄斑部が障害される病気です。

網膜細胞の組織が徐々に萎縮する「萎縮型(いしゅくがた)」と脈絡膜から発生する新生血管(脈絡膜新生血管)を伴う「滲出型(しんしゅつがた)」の2種類のタイプがあります。

「萎縮型」は進行が緩やかで、急に視力が低下することはありません。「滲出型」は脈絡膜新生血管が正常な血管ではなく、非常にもろいため、出血や浸出液が漏れ出て、急激な視力低下をきたします。

当院での加齢黄斑変性の検査

問診・視力検査・眼底検査

まず、症状の経過などをお聞きし、視力検査、眼底検査をします。

  • 正常な眼底

  • 加齢黄斑変性の眼底・出血や浸出斑がみられる眼底

蛍光眼底造影検査(けいこうがんていぞうえいけんさ)

蛍光色素を腕の静脈に注射し、眼底カメラで眼底の血管の異常を検査します。フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)とインドシアニングリーン蛍光眼底造影(IA)があります。

  • 加齢黄斑変性のFA

  • 加齢黄斑変性のIA

光干渉断層計検査(ひかりかんしょうだんそうけいけんさ、OCT)

網膜の断面の状態を調べる検査で、脈絡膜新生血管や網膜のむくみなどが観察できます。

  • 正常なOCT画像

  • 加齢黄斑変性のOCT画像

加齢黄斑変性の治療

おもに「抗VEGF 療法」、「光線力学的療法」、「レーザー光凝固術」などの治療があります。治療法の進歩により、視力を維持できる患者様も増えてきました。しかし、継続が大切で、費用負担が大きいことも問題になっています。よく相談し、経過観察、再発時の治療を継続していきましょう。

抗VEGF療法(こうぶぃいーじーえふりょうほう)
眼の中にあるVEGF(血管内皮増殖因子)という物質が新生血管を成長させたり、血液の成分を漏れやすくします。このVEGF のはたらきを抑えるために眼内に薬剤を注射し、脈絡膜新生血管の成長や血液の成分の漏れを抑えます。
光線力学的療法(こうせんりきがくてきりょうほう、PDT)
光に反応する薬剤を体内に注射した後、病変部にレーザーを照射する治療法です。弱いレーザーにより薬剤を活性化させ、網膜へのダメージを抑えながら新生血管を閉塞します。治療後は3 ヵ月ごとに検査をおこない、その結果により必要に応じて再度治療を実施します。
レーザー光凝固
新生血管をレーザー光で焼き固める治療法です。正常な周囲の組織にもダメージを与えてしまいますので、新生血管が中心窩(黄斑の中心)より外にある場合にのみ実施されます。
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